患者さまの権利･義務

権利･義務について

すべての人は、その人格を尊重され健康に生きる権利を有しています。健康を回復・維持または増進するため、医療従事者の助言・協力を得て、自らの意志と選択のもとに、最善の医療を受けることは人としての基本的権利です。

患者さまは、平等に適切な医療とケアを受ける権利を有します。

患者さまは、人間としてつねにその人格や価値観などが尊重される権利を有します。

患者さまは、自らに関する情報を開示されない権利を有します。

患者さまは、自らの状況を理解するために必要なすべての情報を得る権利を有します。

患者さまは、自己の意志に基づいて、検査・治療その他の医療行為を受けるかどうか選択する権利を有します。

患者さまは、ご自身の治療法を選ぶ際に、現在の診断・治療に関して専門家の意見や判断を参考とすることができます。

医師をはじめとする医療従事者に、患者さま自らの心身あるいは生活について必要な情報をできるだけ正確に知らせるとともに、納得できるまで質問するなどして自らの疾病や医療について十分理解するよう努力する義務があります。

検査や治療において、納得し合意した方針には意欲を持って取り組む義務があります。

すべての患者さまが快適な環境で医療を受けられるよう、病院内での規則と医療従事者の指示を守る義務があります。また、社会的なルールを尊重し、他の患者さまのプライバシーなどの権利に配慮することや、医療費を適正にお支払いいただくことも要求されます。