食事・栄養について

栄養管理室の取り組み

病院の食事

当院では、食事も治療の一環と考え、
患者さま一人ひとりに合わせた食事をチームで検討しています。
入院中も食べる喜びを感じてもらえるような行事食の提供やイベントを行っています。
また、食事には完全調理済み食品を使用し、安心してお召し上がりいただける食事の提供に努めています。

おうちごはんの会

地域の方々や患者さまとのつながりを大切にした会です。
院内のコミュニティスペースにて料理教室、料理レクリエーションを開催しています。フレイル予防や簡単調理など参加者の意見を聞きながら、様々なメニューを調理しています。おうちごはんの会についての詳細は院内掲示板、Instagramをご確認ください。

Instagram

行事食

病院食でも、季節や祝祭日を感じることができるよう、行事食を取り入れています。
入院生活の中でも季節の移ろいや、ささやかな喜びを感じていただけるよう工夫しています。

ミールラウンド

嚙む力や飲み込む力が低下している患者さまのお部屋に週1回、多職種(看護師・言語聴覚士・歯科衛生士・管理栄養士)が直接訪問するミールラウンドを行っています。 噛みにくい・飲み込みにくい原因についてチームで検討を行い、食べている量の確認、安全に食べられる食事の提案をしています。 また低栄養状態の患者さまには栄養サポートチーム(NST)が介入して、患者さまに適した栄養管理を検討しています。

管理栄養士の介入

入院時に患者さまを訪問し、食習慣や体重などの聞き取りに基づき、管理栄養士が栄養状態を評価しています。
その後も定期的に評価を行いながら、栄養状態の改善へとつなげています。 また入院患者さま全員に現在提供している食事の説明を行い、訪問時に聞き取りを行っています。食事で気になる点、不安なことがあればお気軽にお声かけください。

食事について

医師の指示に基づいて、入院患者さまの病態、
年齢、性別に合わせた食事を提供しています。

一般食 日本人の食事摂取基準に合わせた一般的な食事
特別食 糖尿病食、腎臓病食、脂質異常症食など疾患別に対応した食事
その他
  • 栄養強化食(良好な栄養状態を維持、筋肉量を増やしたい方に向けた食事)
  • 検査食(大腸検査前の食事)

食事の時間

朝食 8:00
昼食 12:00
夕食 18:00以降

※配膳時は温冷配膳車にて、温かい料理は温かく、冷たい料理は冷たく、適温で提供できるよう努めています。

メニューについて

毎日の食事 完全調理済食品を導入し、安全で衛生的な食事を提供しています。
行事食 毎日のお食事以外に季節や年中行事を感じられるような行事食を提供しています。お誕生日、退院時などに、お祝いのデザートとカードを提供しています。

※患者さまによって上記のとおりでない場合がございますのでご了承ください。

食形態について

飲み込む力、噛む力が弱い患者さまに適した嚥下調整食を提供しています。きざみ食、ペースト食、ゼリー食などをご用意しています。

アレルギーについて

当院では食物アレルギーがある患者さまに安心して病院食を召し上がっていただくための対応を行っています。入院時に看護師、管理栄養士にご相談ください。

特別食

-準備中-

栄養について

栄養管理計画

多職種共同で患者さまの栄養状態を確認しています。
管理栄養士もカンファレンスに参加し、栄養状態に関するリスクを共有し適正な栄養管理をしています。

多職種共同・フレイル

リハビリの効果を最大限に発揮するため、栄養面からのアプローチとして「栄養強化食」の提供を検討しています。また、入院中の患者さまや外来で通院されている患者さまを対象に、フレイル予防の食事についての講話も実施しています。

入院栄養指導

医師の指示に基づき、特別治療食を必要とする患者さまを対象に、栄養指導を行っています。
管理栄養士が入院患者さまのベッドサイドへ訪問し食事内容の説明や、食事のアドバイスを行っています。また退院後の食事や栄養補助食品の選び方などもご提案しています。

外来栄養指導

医師の指示に基づき、特別治療食を必要とする患者さまを対象に、栄養指導を行っています。個人のペースに合わせて継続的に食事へのアドバイスを行います。