第３回函館リハビリテーション講演会【終了】
- 2013年10月30日
【こちらのイベントは終了致しました。たくさんのご参加ありがとうございました。】
日 時：平成25年11月15日（金） 開場18：00 講演18：30 ～ 20：00
場 所：函館国際ホテル2F（春陽の間）
函館市大手町5-10 TEL.0138-23-5151（代表）
テーマ：「HALによる機能改善治療最前線」
座 長：志田 晃
講 師：山海 嘉之
筑波大学大学院 システム情報工学研究科 教授
筑波大学 サイバニクス研究センター センター長
CYBERDYNE株式会社 代表取締役社長／CEO
ロボットスーツHAL(Hybrid Assistive Limb)は、下半身に運動障害がある方や、脚力が弱くなった方の身体機能を改善・補助・拡張し、歩くことのすばらしさを取り戻していただくことを願って誕生した世界初のサイボーグ型自立支援ロボットです。
HALは、人が体を動かそうとすると、脳から運動ニューロンを介して筋肉に神経信号が伝わり、筋骨格系が動作します。その際、皮膚表面に漏れ出す装着者の意思を反映した微弱な生体電位信号を、センサーが読みとり、その信号をもとにパワーユニットを制御し、筋肉の動きとリアルタイムに、関節を動かす仕組みになっています。
下半身に運動機能障害がある方々のトレーニングなどに使われているHAL福祉用に関しては、現在、約１７０の病院・福祉施設等で活用され、約４００台が稼働中です。医療用HALに関しては、本年よりPMDA（医薬品医療機器総合機構）の指導の後、神経・筋難病疾患に対する治験が国立病院機構新潟病院を中心として始まりました。医療用HALによる機能改善・機能維持治療の臨床適用や保険適用に向けて大きな一歩となっており、医療機器としての普及も大いに期待されています。当日はHALのデモンストレーションも行いますので、是非ともご参加ください
参加費：無料
定 員：300名
※ 医療関係者ばかりでなく一般の方もご参加、聴講できます。
※ 授講証などは特にございません。直接会場にいらしてください。
問い合わせ先：高橋病院 リハビリテーション科 三島まで
TEL.0138-23-7221 FAX.0138-27-1511
